コンドロイチン硫酸と神経痛
コンドロイチン硫酸というサプリメントは神経痛にとても効果があるといいます。神経痛は電気的な痛みを感じて強烈なものです。寒さや気候の変化など、環境が少し変化しただけでも痛みが悪化するときもあります。神経痛の中でも、三叉神経痛は、冷たい風が顔に触れるだけでも激痛が走るものです。
グリア細胞という細胞がありますが、これは神経細胞に栄養素や酵素を補給する働きをします。そしてこのグリア細胞は、コンドロイチン硫酸を含むムコ多糖を分泌する働きをします。粘性物質のムコ多糖体は、動物の細胞や繊維、器官、組織の間を結びつけて保護し、栄養を補給する働きがあります。
しかし何らかの原因で、ムコ多糖類の生成に異常が起きてしまうと、神経そのものの機能が変化をおこしてしまいます。コンドロイチン硫酸は、グリア細胞や神経繊維の外側を包む膜の部分に作用します。そしてコンドロイチン硫酸はその刺激を緩和する働きがあります。さらに痛みの原因となる物質に結合し一時的に痛みを除去する働きもあります。
ですからコンドロイチン硫酸は神経痛の激しい痛み緩和だけでなく、ギックリ腰や肩こりにも効果があります。三叉神経痛を抑えるためには、てんかんの薬を使うケースもありますが眠気の副作用が起きる心配もあります。そこでコンドロイチン硫酸を試して、神経痛対策に利用してみるのもおすすめです。
コンドロイチン硫酸は神経痛のほかに関節痛・五十肩・腰痛に効果的
神経痛
神経痛は、関節や骨の炎症、筋膜・髄鞘の炎症が原因です。神経は、電気信号を伝える電導線のようなものですが、電導線は一般的に皮膜で覆われています。これと同じように神経にも皮膜があり、神経の皮膜を「髄鞘」といい、これでカバーされて保護されています。ところが、この皮膜である髄鞘が傷つくと、神経痛が起きます。電気でたとえるならば、中の電導線がむき出しになることと同じです。コンドロイチン硫酸は傷ついた髄鞘を治します。それによって神経痛の痛みを緩和させます。
関節痛(膝痛)
関節痛や膝痛は、老化や怪我によって関節軟骨が変形し、弾力性が低下することによって引き起こされます。またこれが続くと骨同士がぶつかり変形します。コンドロイチン硫酸は骨の関節部分に多く含まれています。コンドロイチン硫酸はクッションの役割をし、骨と骨が直接触れないようにし、関節の働きがなめらかになるような働きをしています。ですので不足すると、関節軟骨の変性が進み弾力性も減るようになります。関節痛の原因はコンドロイチン硫酸不足ともいわれています。関節の働きに大きな影響を与えていますのサプリメントで補うと緩和されることはメカニズムを知ればよく分かります。
五十肩
五十肩も痛みの激しい症状ですが、老化が原因で肩関節周囲が炎症を起こすため発症します。コンドロイチン硫酸は関節周囲の炎症を緩和し、関節軟骨の変性を防止して、弾力性を保ちます。ですので五十肩のでもコンドロイチン硫酸を補えば、肩の関節の動きをよくすることができます。
腰痛
腰痛には2種類あって、一つは筋肉が原因となる腰痛、もう一つは椎間板が原因の腰痛があります。コンドロイチン硫酸が有効なのは、椎間板が原因の腰痛になります。椎間板の腰痛は、老化などによって椎間板に変性をきたし骨化することが原因といいます。コンドロイチン硫酸は、椎間板の水分を補給し、クッション機能をよくして、椎間板の骨化を防止して痛みを緩和させます。
このようにコンドロイチン硫酸は、神経痛、関節痛、五十肩、腰痛に大変効果のあるサプリメントです。骨や関節に関する症状でお悩みのときは、ぜひとも摂ってみることをおすすめいたします。
コンドロイチン硫酸と美容効果
コンドロイチン硫酸は関節や神経の痛みの緩和だけでなく、美容に役立つサプリメントとしてもよく知られています。コンドロイチン硫酸の保水力は美容にも大切な役割を果たしています。
赤ちゃんのお肌がつるつるで張りがあるのは、皮膚の中に水分を多く保持しているからです。年齢を重ねるにつれて、体内のコンドロイチン硫酸が少なくなり、肌に水分を蓄えておく力が失われてしまうと、肌の張りが失われてカサつきがちになります。
皮膚の一番外側は表皮と呼ばれる層があり、水分の蒸散を防ぎ、体を保護する働きがあります。神経、血管、筋肉がまじった真皮は表皮の下にあり、筋肉と皮膚をつなぐ皮下組織と続いてまです。真皮の部分が皮膚そのもので、コラーゲン70%とコンドロイチン硫酸1%弱が含まれています。
コンドロイチン硫酸は、皮膚の水分量を保持し、皮膚機能を維持するためにも大切な役割を果たしています。とはいっても皮膚組織の中での含有率は多くありません。コンドロイチン硫酸が多く含まれているのは健康的な肌です。なぜなら水分をたっぷりと補給し、コラーゲンの働きを助けてくれるからです。
加齢によって表皮の代謝機能が低下すると、メラニン色素が皮膚表面にでた場合、そのまま皮膚に定着し、これがシミとなります。皮膚はコンドロイチン硫酸を含みますので、皮膚の表層の活性化を促します。ですのでシミ対策にも有効なわけです。コンドロイチン硫酸が含まれる美容サプリメントは多いのですが、その理由もこういったところにあるのでしょう。
コンドロイチン硫酸は関節や骨の痛みを和らげるにもとても役立つサプリメントです。神経痛、関節痛、五十肩、腰痛といった症状の痛みを和らげる働きがあります。またこういった症状のほかに美容にも役立ち美肌効果の高いサプリメントです。コンドロイチンは今とても注目されているサプリメントです。